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nnncl & mixrice at Atelier Hermes in Seoul [Wah Nu & Tun Win Aung]

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ミャンマーのアーティスト、ワー・ヌとトゥン・ウィン・アウンによるアートユニットnnnclと韓国のプロジェクトチームmixriceによる合同展が、今月ソウルのアトリエ・エルメスにて開幕しました。ワー・ヌとトゥンは、個々の制作と平行して、2000年代前半よりnnnclのユニット名で実験的な映像制作等を行なってきましたが、最近の二人の作品では、特に一個人の視点から自分たちが生きるミャンマーの社会や歴史を検証する傾向が強まっている様に思われます。韓国内に暮らす外国労働者等をテーマとして扱うmixriceと共に、韓国とミャンマーという異なる出自を持つ二つのアートユニットが、どのような視点で現代社会を照射する展示を行なっているのか、興味深いところです。

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nnncl & mixrice
会 期:2013年10月12日〜12月17日
会 場:L'Atelier  630-26 Shinsa-Dong, Gangnam-Gu, Seoul, Korea


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ワー・ヌ&トゥン・ウィン・アウン個展 in シンガポール [Wah Nu & Tun Win Aung]

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Wah Nu & Tun Win Aung "White Piece #0127: Ms. Brown" 2011, Movie flyer and acrylic on canvas, 47.6 x 64.3 cm


ミャンマーのアーティストカップル、ワー・ヌ&トゥン・ウィン・アウンの個展が、シンガポールのラッフルズホテルにあるギャラリー Chan Hampe Galleries にて開催中です。今回の展覧会で展示されているのは、二人が共同で制作している「千個の(白い)作品 - Thousand Pieces (of White)」より映画にまつわる作品を集めたもの。本シリーズは、二人が幼少の頃より今まで生きてきた中で、特に思い出深かったり影響を受けたイメージやオブジェを集めて、その上に白い絵の具のレイヤーを塗り重ねて部分的にイメージを隠す手法が取られています。こうして集められた記録の集積からは、二人が生まれ育ってきた環境や時代背景が見え隠れすると同時に、記憶の中であらゆるものが少しずつぼやけ、曖昧になっていく様に断片的で不確かな情報として時代の変遷を写し出しています。

この「千個の(白い)作品」は現在まだ進行中のプロジェクトで、2009年にroomで行なった展示では、彼らが子どもの頃に読んだマンガを中心とした構成。また今春NYのグッゲンハイム美術館での'No Country'展での展示では、「禁じられた英雄」と題してスーチー女史の父アウンサン将軍にまつわる立体と映像によるインスタレーション。そして今回の展覧会では、二人が見て育った映画に焦点を当てたドローイングによる構成になっています。(ちなみにワー・ヌの祖父はミャンマーの有名な映画監督です。)

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Tun Win Aung and Wah Nu "Some Pieces (of White): The Cinematic"
会 期:2013年8月27日-9月5日
会 場:Chn Hampe Galleries @ Raffles Hotel, Singapore


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Before / After [Wah Nu & Tun Win Aung]

ミャンマーのアーティストトゥン・ウィン・アウンとワー・ヌによる展覧会「幾つかの(白い)作品」、会期もいよいよ今週日曜までとなりました。やや不安定な天候が続いていますが、近くにお越しの予定がありましたらぜひお立ち寄り下さい。

さて今日は、本展の展示作品について少し種明かし。今回の展示作品はトゥンとワー・ヌの子供の頃からの記憶にまつわる品々が集められていますが、特に目立つのはマンガの切り抜き。主に二人が小学生だった80年代のものが多いのですが、彼らと同年代のミャンマー人が見れば思わず「懐かし〜」と声を上げてしまうようなものなのだそうです。恐らく当時の日本と比べても、読むことのできるマンガの数はかなり限られていたと思いますが、それでもこうしたマンガを通してわくわくドキドキ、見知らぬ世界に子供ながらに夢を膨らませる経験は世界共通ですね。ちなみに最近はネットやDVDの普及で海外のアニメも入手しやすくなったそうで、二人が最近見た中で特に良かったのは「鉄コン筋クリート」、娘のパン・ヌーは宮崎アニメの大ファンなのだそうです。

展示している作品では、一部を除いて背景や吹き出しの部分が白い絵の具で覆われているのですが、これをトゥン君に後から送ってもらった原画の写真と比べてみるとなかなか面白いので、下に幾つか紹介します。白い絵の具を用いたのは、記憶の中では断片的なイメージだけが鮮明に残り、その他の部分はモヤに覆われたように曖昧になってしまう感覚を表現したもの。二人は特に明言していませんが、見方によっては検閲に関する言及とも取れなくもなさそうです。

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「帰郷」 - 都会の学校で寄宿生活を送る男の子が、夏休みに友達を連れて故郷の村に帰省する場面。駅に迎えにきた父親の牛車に乗りながら、少年達は父親より村の衰亡の歴史を聞いています。


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「小さな泥棒」 - お金持ちの家に盗みに入り捕らえられた男の裁きの物語。盗人が処刑されそうになったところで一人の男が登場し、この男が泥棒となったのは、孤児として育ち誰も善悪を教えるものがいなかったからだと王に進言し命乞いをするストーリー。このマンガを読んだ少年少女達には、社会や道徳についてあれこれ考えるきっかけとなったかもしれない。


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フモン・フモンの冒険」 - ある日フモン・フモンがお姉さんと花数珠を編む花を集めていると、一羽の野うさぎが籠をくわえて逃げ出した。それを追ったフモン・フモンは猫と一緒に深い深い穴の中へ落ちていく、、、そう、これはミャンマー版「不思議の国のアリス」。ワー・ヌはこのマンガを見ると、子供の頃にみんなこぞって早起きして近所の寺の境内へ行き、地面に落ちた花を拾い集めて花輪を作っては学校の先生にプレゼントしたことを思い出すのだそうです。



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ドイツにてミャンマー現代アート展開催。 [Wah Nu & Tun Win Aung]

南ドイツのバート・アイブリングにて開催される「ミャンマー/ビルマの現代美術」展に、ワー・ヌとトゥン・ウィン・アウンが参加します。この展覧会では彼らと同世代70年代生まれのアーティスト6名の絵画や写真、映像が展示され、また併せてショートフィルムの上映会とワークショップも行なわれるそうです。
ゲーテ・インスティテュートの招聘により今週ドイツに向かった二人ですが、初のヨーロッパ訪問となる今回の旅行は彼らにとって貴重な体験となることと思います。また二人は、12月にオーストラリアのブリスベンで開催される第6回アジア太平洋トリエンナーレ(APT6)への参加も決まっており、彼らの活動もいよいよ国際的になってきたようです。
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■ Zeitgenössische Kunst aus Myanmar/Burma
会 期:2009年9月23日〜10月18日
出展作家:Tun Win Aung, Wah Nu, Win Thanda, Wai Mar Nyunt / ゲストアーティスト Phyoe Kyi, Min Thein Sung

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Min Thein Sung, Untitled, 2009, digital photographs


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ワー・ヌとトゥン・ウィン・アウン、ヤンゴンでのグループ展に参加 [Wah Nu & Tun Win Aung]

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ミャンマーのトゥン君から、彼とワー・ヌが参加するグループ展の案内が届きました。会場はヤンゴンのPyay通りにあるアリアンス・フランセーズで、"History/Story"(歴史/物語)をテーマに7作家によるインスタレーションやビデオ作品が展示されるとのことです。二人には今年から来年にかけてドイツ、オーストラリア、シンガポールでの展示の予定も入っており、ミャンマーを代表する若手現代アーティストとして今後益々の活躍が期待されます。

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ワー・ヌ展始まりました。 [Wah Nu & Tun Win Aung]


先日ブログでお伝えしたワー・ヌの展示が、今週より地階のButterflyにて始まりました。
外はまだまだ寒い日が続いていますが、ポップなタッチで描かれた雲の絵が飾られたサロン内には、一足早く夏が訪れたかのようです。展示は3月末までを予定していますので、近くにお越しの際はどうぞお気軽に覗いて見てください。


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ワー・ヌ、ヤンゴンでのグループ展に参加 [Wah Nu & Tun Win Aung]

昨年末にヤンゴンで開催されたミャンマーの現代アーティストによるグループ展 'Another Seven Artists' にワー・ヌが参加しました。初日直前に、当初予定していたギャラリースペースが使えなくなり、急きょ古い工場の空室を改装して会場を設営するなど紆余曲折があったようですが、最終的には満足のいく展示とすることができたとの報告です。

ワー・ヌの作品は、彼女の日々の喜びや悲しみを映し出すシンボルとして描かれた雲のタブロー3点と、その前に置かれた台の上には貝殻混じりの砂の上に小さなテレビモニターが1台。モニターには別の雲のシリーズのイメージが流れています。

なお、Art-U roomの入っているガレリアビル地階のヘアサロンButterflyでも来月5日よりワー・ヌの作品展示を行う予定です。人気のサロンで髪を切るついでに鑑賞して頂けましたら幸いです。


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● room便り: ワー・ヌの新作入荷しました。 [Wah Nu & Tun Win Aung]

昨年秋に個展を開催したミャンマーのアーティスト、ワー・ヌ(http://www.mmjp.or.jp/art-u/contents/show/tokyo/2005_9/2005_9.html)の新作タブローが4点到着しました。こちらは福岡アジア美術トリエンナーレに出展した「雲の系列」と同じく雲をテーマとした作品で、楽しそうであったり寂しげだったり、様々な表情を持つ雲たちがポップに描かれています。なお彼女は6月に女の子を初出産したばかり。おめでとう!


'Cloud - 10 June 2005'


'Cloud - Dec. 2005'


'Cloud - 30 March 2006'


'Cloud - 09 May 2006'

Data:2005-06年、アクリル/キャンバス、各46x61cm

■ お問い合わせはこちらまで
Art-U room Tel.03-5467-3938 / Mail artuinfo@abox23.so-net.ne.jp


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